北海道は、函館周辺を除き、ケッペンの気候区分上「冷帯」に属します。「冷帯」の定義は「一番寒い月の平均気温がー3℃未満」の地域で、冬の寒さを考えればこの分類も納得されるでしょう。
ところでケッペンの気候区分では(正確に言えば気候帯の分類では)、「一番暑い月の平均気温」は寒帯の分類にしか使われません。ケッペンの気候区分は植生分布に注目しているので、気温の低い方の値を指標としているのでしょう。
本日の帯広の気温は31.5℃。道内最高値でした。ちなみに東京は28.9℃、福岡で30.7℃…暑いぃぃぃ。(余談ながら本日は帯広柏葉高校の柏葉祭初日、大丈夫だったのかな?)
過去の帯広の夏の最高気温を思い出してみても、かなり暑い日がありました。帯広は昼夜の気温差(日較差)も、夏冬の気温差(年較差)も、ともに大きいのです。一般的に熱帯・温帯に比べて、冷帯のほうが年較差が大きいと言われています。帯広だと40~50℃の気温差…とんでもない気温差を毎年過ごしていることになります。
一方、本日の帯広の最低気温は9.5℃‼倶知安に次いで道内2番目の低い数値をマーク。夜窓を開けておなかを出して寝ていたら、風邪をひきます(苦笑)まさに強烈な日較差。
昼は熱中症対策を、夜は冷えにご用心…いずれにしても体調に気をつけて。
コメントをお書きください